1月26日
週の頭にポトフなんか作ったらこりゃもうたいそー美味かったんだけども、気付けばそいつは本日木曜日の昼にスープカレーに形を変えてすべて胃の中に収まったので、ようやく我が家の鍋底が3日ぶりに姿を現したわけである。味覚の方はすでに週末の札幌仕様なわけなんだが、「札幌は最近のいと寒き東京よりもメチャクチャ寒いYO!」との情報が届いているもんで身体の方を週末のツアーファイナルに向けまだまだ熱くしとく必要ありってんで「鍋底よ、またもしばしの別れ」とばかりに、今夜も我が家唯一の鍋を使って、食うのは鍋だ。よし、今日はキヨ鍋だ。キヨ鍋ってのは何かというと、
ジャパニーズ・ソウルシンガー/尾崎紀世彦氏がこの本で紹介・推奨しているオリジナル鍋なのだ。
オリジナルと構えてみたものの、作り方はいたって簡単だ。
水&酒を入れた鍋を沸騰させ、アルコールをある程度飛ばしたところに、白菜の芯部分、豚バラ肉、白菜の葉っぱ部分、を順にINしていくだけだ。これを醤油をかけた大根おろしでいただくのだ。何か他の具をいれたくなるが、水、酒、白菜、豚肉、大根おろし、醤油以外の材料を使っては駄目だ。なぜ
駄目かと言えば、『これ以外の材料は一切必要ないし、むしろ入れてはならない』と紀世彦氏が、強く書き切っているからなのだ。『この鍋のメインテーマのひとつは、豚の脂をうまく食う事ことなのだから』、『ポークソテーや豚カツなど、脂身だけを残している場面に、よく遭遇するものだ。わたしの好みから言えば、一番旨い部分を捨てているのだ。大馬鹿野郎だ』とのソウル溢るる記述もある。
というわけで、一度作ってみたかったこの鍋。早速作る、食う、食い終わる。おおう。『白菜。豚肉。そして醤油と大根おろし。』って感じの、渾然一体となることを拒否するかのような“それぞれ各々”味。ワイルドだが優しいこの味はまるで、氏の歌声そのもののようじゃあないか。こいつは美味なーり。
身体も温まったし、週末のツアーファイナルに向けソウルも漲ってきたぞ。
そんな現在の俺の脳内を占拠するのは、
VIDEO リズム&ブルース味なこのナンバー。うおう。イカすぜ。
コヤマシュウ